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マンションの浸水・冠水対策と避難勧告

― 身の危険を感じたら躊躇なく自発的に避難! ―
 「何十年に一度の大雨」「ゲリラ豪雨」「大型台風」等々、昨今の気象は異例ずくめで大きな災害を起こしています。しかもそれらの異常な気象は、局所的で予測しがたいものですが、災害は想定外では済まされません。対策できることはしておきましょう。
想定できる水害と災害
★河川等の氾濫、堤防決壊による洪水、高潮による浸水
★下水道・暗渠等からの溢水による浸水(排水処理が間に合わない)
★集中的な豪雨による土砂災害
周辺の地理的環境、マンションの建物、設備を知っておこう
★近くに海、河川、暗渠、山や大きな斜面、法面等はないか。
★敷地や建物が低い位置にないか。
★ポンプ室、機械室、地下駐車場や集会室に浸水のおそれはないか。
※ 身のまわりの災害リスクは、地域のハザードマップで確認してください。
※ 国交省のHP「国土交通省ハザードマップポータルサイト」で場所を入力すると閲覧できます。
避難勧告等に関するガイドライン(平成29年1月内閣府防災担当)より
 
立退き避難が必要な居住者に求める行動
避難準備
高齢者等
避難開始
  • 避難に時間を要する要配慮者とその支援者は立退き避難する。
  • その他の人は立退き避難の準備を整えるとともに、以後の防災気象情報、水位情報等に注意を払い、自発的に避難を開始することが望ましい。
  • 特に突発性が高く予測が困難な土砂災害の危険性がある区域や急激な水位上昇のおそれがある河川沿いでは、避難準備が整い次第、当該災害に対応した指定緊急避難場所へ立退き避難することが強く望まれる。
避難勧告
  • 予想される災害に対応した指定緊急避難場所へ速やかに立退き避難する。
  • 指定緊急避難場所への立退き避難はかえって命に危険を及ぼしかねないと自ら判断する場合には「近隣の安全な場所」(※1)への避難や、少しでも命が助かる可能性の高い避難行動として、「屋内安全確保」(※2)を行う。
避難指示
(緊急)
  • 既に災害が発生してもおかしくない極めて危険な状況となっており、未だ避難していない人は、予想される災害に対応した指定緊急避難場所へ緊急に避難する。
  • 指定緊急避難場所への立退き避難はかえって命に危険を及ぼしかねないと自ら判断する場合には「近隣の安全な場所」(※1)への避難や、少しでも命が助かる可能性の高い避難行動として、「屋内安全確保」(※2)を行う。
 ※1 近隣の安全な場所:指定緊急避難場所ではないが、近隣のより安全な場所・建物等
 ※2 屋内安全確保:その時点に居る建物内において、より安全な部屋等への移動
※ 突発的な災害の場合、市町村長からの避難勧告等の発令が間に合わないこともあるため、身の危険を感じたら躊躇なく自発的に避難しましょう。特に、津波については強い揺れ又は長時間ゆっくりとした揺れを感じた場合、気象庁の津波警報等の発表や市町村長からの避難指示(緊急)の発令を待たずに、居住者等が自発的かつ速やかに立退き避難をすることが必要です。
管理組合としての対策
★土嚢(水を吸水して膨らむ土嚢もある)、止水板の準備
★情報の入手、伝達手段の確保
★要援護者名簿の作成
★定期的な水防器具取扱い訓練、避難訓練等
★居住者への指定緊急避難場所の周知
個人としての避難の準備
★家族で、災害が発生した時間帯(午前、午後、夜)を想定して、それぞれの避難場所や連絡方法を話し合っておきましょう。
★家族それぞれの持出し品の準備と持出し分担を決めておきましょう。
※ 想定される浸水の深さ及びお住いの建物の階数に応じて、建物からの立退き避難が必要か、建物の2階以上への垂直避難でよいか、など命を守るためにとるべき避難行動が異なります。


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