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ピロティ部分の耐震補強工事を実施!

 平成28年11月2日、福岡市南区のマンションにおいて、「SRF工法」(包帯補強)による、1階ピロティ部分の独立柱の構造補強工事が実施されました。
 施主であるスカイマンション高宮管理組合法人の石松 裕志 理事長にお話しを伺いました。
 当マンション(築38年、20戸)は福岡市中央部を南北に横断している「警固断層」の真上に位置しているため、平成17年の「福岡西方沖地震」(M7.0震度6弱)で外壁等にかなりの被害を受けましたが、平成23年度に実施した2回目の大規模改修工事で、ようやく完全に修復することができました。

 また、平成26年度には「給排水設備大規模改修工事」(専有部分の室内の給排水枝管まで管理組合の費用負担で区分所有者の追加負担なしで実施)、平成27年度には「排気設備クリーニング工事」と工事費用総額約7千万円規模の大規模改修工事を、区分所有者の一時負担金なしに、連続して管理組合の費用負担で実施しました。

 今年4月の「熊本大地震」の発生を受け、耐震改修などマンションの防災対策について、区分所有者の合意形成に取り組みました。

 耐震改修を検討するにあたり、政府地震調査研究推進本部や国土交通省、地方自治体、新聞社等からの関連情報や耐震補強工法技術資料などを収集し、論議の結果、8月28日の臨時総会で「SRF工法」による耐震補強工事の実施を決定しました。

 国土交通省「マンション耐震化マニュアル」で例示されている「外付けフレーム工法」等で耐震改修工事を実施した場合、当マンションのような6階建/20戸の小規模マンションでも「耐震診断・耐震改修工事」で6千万円以上の耐震改修工事費用がかかるため、「長期修繕計画」に基づく通常の修繕積立金では到底カバーできません。

 「SRF工法」(包帯補強)は開発以来15年の歴史があり、総務省第2庁舎の耐震補強など約2,500棟の施工実績を重ねており、「SRF工法」で耐震補強済の建物は「東日本大地震」「熊本大地震」でも地震被害を免れただけではなく、被災後もそのまま継続して使用されています。直近の熊本大地震でも「SRF工法」で耐震補強済の7棟の建物は、全く被害を受けませんでした。(スカイマンション高宮管理組合法人は、現地で独自に地震被害調査を行い「SRF工法」の効果を確認しました。)

 また今回、構造補強工事と併せて「玄関ホールのオートロック化工事」「ガス埋設導管の更新工事」も区分所有者の追加負担なしで実施しました。
※「SRF工法」(包帯補強)とは、「包帯状のポリエステル繊維素材の高延性補強材を、建物1階部分の独立柱に巻きつけ接着して構造補強する」耐震補強工法です。
 詳しくは、「マンションライフ福岡2017年春季号」に掲載の予定です。
                      【施工前】【施工作業の様子】


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