業務知識・判例
≪ 相 談 事 例 か ら ≫

 最近、福管連に「民泊を防ぐにはどうしたら」との相談が増えています。現時点での管理組合の対応等について列記しました。参考にしてください。
  1. 管理規約で民泊等を禁止する

    福管連モデル規約では……第18条(禁止事項及び使用細則)に下記事項を追加
    有料の休憩・宿泊施設(対価を得て、専有部分の全部又は一部を休憩所又は宿泊施設として使用させるもの)として使用すること
    日本マンション学会「改良版マンション標準管理規約」では……
    第12条(専有部分の用途)に下記を追加
    以下の用途は前項に定める住宅としての使用にはあたらないものとする。ただし、理事会の議決を経て理事長が承認する場合はこの限りではない。
      1つの専有部分を別個の契約により多人数(○人以上)に賃貸すること(いわゆる脱法ハウス)なお、1つの賃貸借契約であっても居住者間で家賃の収受を行う場合は別個の契約とみなす。
      専有部分を不特定多数の宿泊に供すること(いわゆる民泊)
      専有部分を1ヶ月未満の契約により賃貸すること(いわゆるウィークリーマンション)

  2. 鍵や暗証番号の扱いに関する禁止事項を細則で規定する   例えば…
    ・ 不特定の者へのオートロック扉の開閉及び専有部分出入りのカギの貸与
    ・ 不特定の者へのオートロック扉開閉、メールボックス開閉の為の暗証番号の開示
    ・ メールボックス内にカギを格納すること
    ・ オートロック解除のカギを管理組合の許可なく複製すること
    ・ 共用部分にキーボックスを取りつけること
    ・ 玄関扉の鍵を仕様の違うものに取り換える又は管理組合の許可なく追加すること
    【廣田信子氏 著:『2020年 マンション大崩壊から逃れる50の方法!』より】
  3. 区分所有者や居住者に民泊禁止をしっかり伝える(管理規約で民泊が禁止されていることをエントランス等に掲示する。)
  4.  居住者、管理組合、管理会社一体での日常のチェックを強化する(日常管理の中で、いかに隠れ民泊をチェックし、不審者がいたら、すぐに通報する。)


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