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マンションの空き室に宅配・転売 中国人に実刑判決

 読売新聞(平成28年2月4日)によれば、福岡地裁(海瀬弘章裁判官)は2月3日、私電磁的記録不正作出・同供用、窃盗の罪に問われた中国籍の劉金龍被告(27)に対し、懲役2年6月(求刑・懲役4年)の実刑判決を言い渡しました。

 判決によりますと、劉被告は2014年8〜9月、中国人留学生らと共謀し、不正に入手したクレジットカード情報を使い、インターネットサイトからパソコンなどの電化製品12点を注文。マンションの空き部屋を指定して配送させ、住人になりすまして商品を受け取り、転売しました。

 海瀬裁判官は「荷物の受け取り役や換金役となり、共犯者への指導も行うなど犯行を主導した。被害額は計約195万円に及び、責任は重い」と指摘しました。

 西日本新聞(平成28年1月8日)によれば、物品窃盗を繰り返していた中国人窃盗団による一連の事件を捜査していた福岡県警と山口県警は8日、中国人の21歳から28歳までの男女11人を逮捕、送致し、捜査を終結したと発表しました。送致した被害総額(未遂含む)は329万円で、両県警は「犯罪収益の総額は約4,400万円」としています。

 不動産管理会社の多くは仲介業者向けサイトを運営し、空き部屋の住所や鍵の置き場所を掲載しています。劉被告らは複数のサイトのIDなどを入手し閲覧をしていました。

 福岡県警は昨年11月、県宅地建物取引業協会にサイトのセキュリティー強化や、鍵の管理の徹底などの再発防止策を申し入れています。

 空室を狙った犯罪は、今後ますます増加するものと思われます。
 管理組合も、マンション内で見知らぬ人を見つけたら、あいさつなどの声かけをし、不審な様子がみられた場合は、警察への通報を心がけましょう。


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