業務知識・判例
アーベイン姪の浜マリナステージ住宅管理組合
福管連防災士派遣により防災講演会を開催

 福管連正会員アーベイン姪の浜マリナステージ住宅管理組合(本山 進 理事長 2棟116戸)は同自治会との共催により、平成27年2月8日(日)防災講演会を開催されました。

 同組合は、毎年防災訓練を実施していますが、本山理事長は、「今回、防災士による防災講演会を開催したのは、本年が福岡県西方沖地震からちょうど10年が経ち、一方、居住者の高齢化は進み、独居世帯も増えているので、大規模災害に対する住民の意識を高めたいからです。」と講演会開催の趣旨を話していただきました。そして、「居住者の皆様にこの講演会により、災害時に安否確認、人命救助を円滑に行うためには、住民のコミュニケーションの強化と防災組織づくりが大切であることの理解を深めていただきたいとポイントを述べていただきました。
講師 阿比留防災士は西方沖地震の被害者

 今回、福管連から講師として派遣した福管連顧問 阿比留 哲 防災士(福岡市地域活動アドバイザー)は、平成17年の西方沖地震で自分が住んでいるマンションが半壊と認定されました。そして当時は理事長であり、役員や居住者と力を合わせて、補修を行うのではなく、被災マンションの耐震性を建設時以上に強化する等、見事に復興を成し遂げた方です。

 講演は一般的な防災の話だけではなく、実体験に基づく具体的な事例を写真により行い、さらに、居住地の周りを防災面から細かく点検しておくこと、エレベーターの途中停止対策など災害時に役に立つ知恵なども分かりやすく説明がありました。

 基本的な事項として、阪神大震災時に、災害に遭って公的機関が救出・救援してくれたのは、わずかに2%、自助が67%であったこと。また、平成25年の通常国会で「改正災害対策基本法」が全会一致で可決されました。その中で、国として災害に向き合う姿勢を「国が被害を全部防ぎきることは不可能」であり、“防災から減災”の方向へ舵を切りました。住民も、自助、共助によって、被害を最小限にとどめることが求められるようになりました。
(文責:福管連)
≪福管連より≫
 正会員の皆様には、ご要望があれば防災士を無料で派遣いたします。事務局までお申し込みください。また「福管連防災マニュアル(H25.12版)」も準備しています。


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