業務知識・判例
みなさん!CP錠をご存知ですか?
記事協力:美和ロック株式会社
<文責・福管連>

 24歳のAさんは夕方自宅へ帰宅すると玄関の錠前の横に直径1cmくらいの穴が開いているのに気付きました。嫌な予感!鍵は掛けたはずなのに、ドアの鍵はあいているのです。Aさんは入った途端、荒らされた部屋の中を見て血の気が引いて座り込んでしまいました。泥棒に入られたのです。Aさんの被害は、金額的には少なかったのですが、精神的な不安から眠れない日が続き、一ヵ月後に引っ越したそうです。

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 私たちは仕事柄、このような事例をよく耳にします。その際、CP錠を付けていただいていれば防げたのにと思うのです。そして、もっとCP錠や防犯建物部品の紹介を推進しなければいけないと反省しています。

CP錠とはどんな錠前
さて、みなさんはCP錠というものをご存知でしょうか?
 平成10年から平成12年にかけて、外国人窃盗団によるピッキング被害が各都市圏を中心に多発しました。ニュース等で耳にされたと思います。

 そこで根本的に建物への侵入等を防ぐために、平成14年に国と関連団体が協力して「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が設置されました。平成16年には防犯性能の高い建物部品の目録が一斉に公表され、その共通商標として下図のCPマークも制定されました。防犯性能の高い建物部品には他にもドアや窓やガラス等も制定されていますが、特に錠前のことを私たちはCP錠と呼んでいます。(CPとは「Crime Prevention」の頭文字で、「防犯」の意味です。)

このCP錠とはどんな錠前でしょうか?
 CP錠の防犯性能の基準は、5分以上耐えられることとなっています。5分以上といいましても耐ピッキング性能や耐サムターン回し性能などの12項目の試験をすべてクリアーしなければいけません。試験についても官民合同会議にて任命された複数の特殊技能試験員により厳しい基準のもとに実施されています。従いまして、このCP錠は今、日本で一番確かで安心できる錠前だと言えます。

 もし、CP錠にしたいけど・・・と思われたら、福管連に相談してください。玄関扉に合うCP錠を取付けられる工事店を紹介していただけると思います


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