<新 刊 紹 介>
「世界で一番やさしい マンションの大規模修繕」

− 22.11.6(土)福管連主催「大規模改修セミナー」講師 宮城秋冶 先生共著 −
○マンション大規模修繕研究会著   ○株式会社エクスナレッジ発行 
○239頁 (定価)本体3,000円+税 (会員特価)税込3,000円(当会でお求めの場合)
(紹介者)福管連 理事長 杉本 典夫
 「看板に偽りなし」、本当にやさしい本です。しかし、内容はマンション大規模改修の最新情報満載です。

 宮城先生は、まず「はじめ」において「日本の住宅の平均寿命は30年程度といわれている。米国の4%の国土、4割の人口しかない小国が、これまで40年間も米国と同じ数の住宅を作ってきたからだ。建物のまっとうな寿命を迎える前に、経済だけを重視して住宅を取り壊し、寿命を1/4までに短くしてきた。これからのマンションは、100年さらには200年といった寿命が期待されている。多世代の耐用実現のために、大規模改修において何をすべきなのか」と問題を提起されています。
 そうして、大規模改修の具体的展開においてマンション改修に積極的に取り組んでこられた若手の建築家である各著者はマンションを長持ちさせる立場から、どのように改修に取り組めば良いかを、分かりやすく述べておられます。

 内容は、「基礎知識と心得」「管理組合と大規模修繕」「大規模修繕の流れ」「大規模修繕の各種工事」「マンションの耐震診断」「グレードアップ」と6章で構成されています。

 ページの半分は写真と資料が掲載されています。
 「大規模修繕の各種工事」に最も多くのページが割かれています。建物各部位の修繕の進め方から、給排水設備、エレベーター、外構、駐車場、超高層マンションの改修のポイントまで含まれています。

 設計監理者や施工業者の方も、本書を読まないと、本書を勉強した管理組合の役員や改修委員の方に負けてしまうのではないか、との感想を持ちました。ぜひ、ご一読をお勧めします。
☆ 宮城秋冶先生の紹介(11月6日開催の福管連主催「大規模改修セミナー」講師)
昭和38年兵庫県生まれ。昭和61年多摩美術大学卒業。昭和63年東京デザイナー学院卒業。昭和63年〜平成9年共同設計五月社勤務。平成9年宮城設計一級建築士事務所を設立、現在に至る。東洋大学理工学部建築学科非常勤講師、日本建築家協会メンテナンス部会長


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