管理会社の評価のポイント
− 福管連「マンション管理会社評価基準」の活用を! −

 管理会社に業務を委託している管理組合は、一部委託を含めますと、全管理組合の86.4%に達します。(国土交通省平成15年度マンション総合調査結果)

 管理会社の選択は重要です。 ここで改めて、管理会社評価のポイントをのべてみます。評価基準は、1項目5点として、100点満点で評価。75点以上で合格です。



  1. 国土交通省の登録業者であるか。

  2. 最近3年間の決算は黒字であるか。(3年間の損益計算書と貸借対照表の提出を求める。)

  3. 受託管理組合数及び1管理業務主任者の受持組合数は20以下であるか。

  4. 建物・設備の保守・点検を実施する専門的能力と組織を持っているか。

  5. 業務実施の基礎となる仕様書や作業基準が整備されているか。

  6. 会計業務は、毎月収支計算書及び貸借対照表を報告できる体制があるか。(月次決算)

  7. 水漏れ、逆流など緊急時の即応体制はあるか。

  8. 管理組合の運営や長期修繕計画などへのアドバイスの能力はあるか。たとえば、管理規約改正の提案、長期修繕計画の5年ごとの見直し、修繕積立金の必要額など運営の基本的事項についてアドバイスすることができるか。(2項目以上)

  9. 未収金についての管理会社の業務範囲は、法的措置の補助も入っているか。

  10. 委託契約において、国土交通省のマンション標準管理委託契約書と異なる条項があれば、その理由を文書で説明できるか。

  11. 委託業務の再委託先は、管理組合に事前に説明する体制にあるか。

  12. 管理会社の企業情報は、ホームページで公開しているか。
    (1)設立年月日(2)資本金(3)役員名(4)売上高(5)従業員数(6)主要取引銀行(7)業容(8)資格・登録・免許(9)有資格者数(10)主要株主(11)管理実績・財務状況(12)加盟団体など

  13. 弁護士、一級建築士などの専門家との連携体制はあるか。

  14. 従業員の研修・訓練は、なにを、いつ、どこで、だれが、何人に対して行っているか。(訓練受講者/総従業員数が50%以上)

  15. マンション管理業務で、他社より勝れているサービスはなにか。たとえば、年1回の管理会社サービス調査の実施、経費節減の提案、高齢者対策などが複数項目。

  16. 受持ち支店・営業所は、30キロ圏内にあるか。

  17. マンションのコミュニティ形成強化への支援を行うか。

  18. 管理委託費は、福管連の「管理委託費の目安」の範囲内に入っているか。入っていない場合は、それなりの合理的な説明ができるか。

  19. 管理会社の個人情報保護の規定は整備されているか。

  20. 総会議事録は、総会終了後2週間以内に議長に提出できるか。



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