マンションの大規模改修で談合を防ぐには
− 国交省キャリアさへ 国営公園談合で逮捕される! −

 大阪地検特捜部は平成20年3月15日、飛鳥歴史公園事務所が実施した防災工事で国交省キャリア職員二人を発注工事を巡る贈収賄容疑で逮捕しました。

 調べでは、二人は国交省の先輩後輩で、先輩職員から頼まれた後輩職員は工事の予定価格を業者に漏らしました。そうして先輩は業者から合計100万円の謝礼を受け取っていました。二人とも、容疑を認めているとのことです。わずか100万円(?)でエリートの道が消えてしまいました。談合は、キャリア族を含めて、建設業界では、浜の真砂のように尽きないものでしょうか。


大規模改修工事で談合を防ぐには
 マンションの大規模改修工事に携わる人は、ごく一部を除いて建設業界と無縁です。当然、談合は「悪」と思っているはずです。それが知らず知らずのうちに談合に巻き込まれたり、その疑いを掛けられることがあります。大規模改修工事に携わる役員や委員の方は、次のことを参考にして、くれぐれも火の粉を浴びないように注意してください。


I.

決して業者と1対1で会わない。常に2人以上とし、マンション内で会う。
II. リベートの申し出があったときは、そのことを早急に理事会に報告する。
III. 業者からの手土産は受け取らない。
IV. 設計監理者や施工業者募集では、募集案内時に次のような倫理条項を入れる。
 
  1. 当管理組合の役員その他の区分所有者・居住者に対して、金銭・物品、手土産の贈与、契約、雇用などを行わないこと。
  2. 談合を行わないこと。もし、管理組合や工事関係者などから談合の持ち掛け等があった場合は、早急にその旨を理事会に申し出ること。
    本項に違反した場合は、見積書提出資格及び契約資格を喪失する。契約締結後に違反事実が発覚した場合は、直ちに契約を解除し、違約金として契約金額の20%を支払わなければならない。
V. 見積り参加業者の絞込みは、あらかじめ設定した改修工事実績、経営事項審査のP点、資本金、創業年数などの点数制とし、点数の高い順から5社とする。
VI. 見積書は、直接理事長送付とし、理事会の皆の前で開封し、見積価格の低い2〜3社をヒヤリング対象とする。決してあれこと理屈をつけて順番を変更しないこと。
VII. 最終業者の決定は、見積価格の最も低い業者をとする。
福管連の賛助会員や顧問に違反が発見された場合は、福管連へ連絡してください。調査の上事実であれば、除名や退会勧告の措置をとります。秘密は守ります。



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