玄関ドア取替え工事の進め方

 NPO法人 全管連では、平成19年1月に「標準開口部改良工事実施細則」とそのガイドラインを発表しました。

 開口部とは、建物の出入口や窓などをいいます。マンション各住戸のサッシや玄関扉も開口部です。これらは規約上「共用部分」となっていますので、改良工事は管理組合が行うのが原則です。しかし、予算不足や居住者間の意見の不一致などで全戸一斉に行うことが困難な場合があります。

 それで、自分の費用を出してもよいから、玄関扉を取り替えたいという場合のルールが「標準 開口部改良工事実施細則」です。福管連事務所でも販売しています。(1冊300円)

 今回は、その中から玄関ドア取替え工事について、ご紹介します。


● 玄関ドアの取替え工事の工法には、次の3通りがあります。

(1) 三方枠は残し、扉を取り替える工法
  ドアの枠は残し、扉と建具金物を新品に取り替えます。
  低コストですが、断熱、気密、遮音等性能の抜本的向上は望めません。

(2) カバー工法
  三方枠は残しますが、その内側にさらに新しい枠を被せる工法です。
  開口寸法はやや狭くなりますが、新しい扉と枠がピッタリ合うので、
  気密性、水密性は高くなります。
  防犯性、遮音性を高めることもでき、短時間で取替え工事が可能です。(下記施工手順参照)

(3) 撤去工法
  三方枠、扉とも撤去し、新品に取り替える工法です。
  枠の腐食や変形が著しい場合などに行います。
  性能は向上しますが、費用もかかり、騒音、塵埃などが発生します。


(注)施工手順は、YKK AP株式会社 九州統括支店提供によるものです。


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