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福管連 平成19年度 第21回通常総会状況報告(2)

 福管連ではさる2月25日(日)、福岡市中央区の西鉄グランドホテルで平成19年度第21回通常総会を開催しました。

 総会における決議事項は、福管連だより3月1日号(第138号)で報告しましたが、引き続き、杉本理事長の挨拶と平成19年度にどのような事業展開を計画しているかを掲載いたします。
<杉本理事長の総会におけるご挨拶>

創立20周年を迎える記念すべき総会
 総会への多数のご参加に深く感謝申し上げます。 今回の総会は、福管連が昭和62年11月に創立されてから20周年を迎える記念すべき意義ある総会です。

高齢化の現実を前にしての平成18年度の取組み
 平成18年度は、17年3月20日の福岡県西方沖地震に伴い発生した分譲マンションに関する諸問題に昨年度に引き続き取り組みました。

 マンションの雑壁や玄関扉は壊れてもよいとする新耐震基準の見直し、保険金が出にくい地震保険、マンション居住者に不利な生活再建支援制度の改善などを行政に要望し、世論の喚起に努めました。

 3月にはマンション地震対策マニュアルを発行しました。 さらに、姉歯建築設計事務所による耐震強度偽装事件や福岡県中心に発生しているサムシング問題に取組み、1月には福岡県知事に全マンション総点検の公費実施と福岡市施策と比較して遅れている福岡県の偽装事件への取組み強化などの要望書を提出しました。 

 建築基準法など法制度の改正は、全国マンション管理組合連合会として国土交通省への働きかけを行いました。一連の法律改正では全管連の主張がかなり採用され、一定の評価をしています。耐震偽装事件では、被害者への義捐金を募りましたが、多数の会員の皆様から義捐金が寄せられましたことに厚く感謝申し上げます。

 一方、マンションの経年劣化と居住者の高齢化の現実に対しては、管理組合への理事長の派遣、福管連役員全員の認知症サポーター資格の取得、建物を長持ちさせるための大規模改修工事セミナーなどソフト、ハードの両面からの取組みを行いました。

増加するマンショントラブル防止対策など安心・安全マンション作りを目指す
 平成19年度は、マンショントラブルが増加していることもあり、この対策として、福管連は、ADRという裁判外紛争解決手続きの適格団体として法務大臣から認証を受けたいと考えます。

 また、適格消費者団体に認定され、分譲業者が未販売住戸の管理費を支払わないなど一方的に消費者に不利な契約には差止め訴訟をできることを目指します。

 高齢化対策も引き続いて行います。認知症は他と同じ病気の一つと考え、偏見なしにマンションに住めるようにしたいものです。

 今年度も、弁護士や一級建築士等専門家による相談体制の強化、建物診断、規約・財務診断、設計会社・施工業者募集支援、管理会社選定サポートなど従前の施策をさらにきめ細かく展開していく所存でございます。

 そうして、管理組合の皆様のお役に立ち、よりいっそう信頼される福管連を目指して努力いたしますので、今後とも倍旧のご支援をお願いいたします。


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