マンション保険が変わった!
− 水漏れ原因調査費もカバー −


 管理組合では、建物や設備など共用部分の損傷、居住者間のトラブル解消の為、保険に加入しているのが通常です。
 しかし、今までマンション保険は、火災保険・共用施設賠償保険・個人賠償責任保険に個々に加入したり、内容がわかりにくく、実際の事例に対し果たして保険金が支払われるのか、管理組合にとっては、判断が難しいものでした。
 最近は、この状況が変わり、保険各社から「管理組合総合保険」が発売されました。
 この総合保険の特徴は、次のとおりです。今まで出なかった水漏れ原因調査費も出るようになりました。


  1. いままで個々に掛けていた保険を総合したものなので、マンションで発生するトラブルはほとんどカバーできます(盗難、破損損害、設備の損害等以前は補償の対象外だったものも大丈夫です)。
  2. 損害に対する補償は修理費ベースでの支払いになるので、保険金だけで損害部分は元通りに復旧できます。(今まで保険金の支払いは加入保険料との比例計算でした。)
  3. 従来の火災保険では、補償の対象とならなかったマンション本体以外の施設に対する損害も補償の対象となります。
  4. 共用部分に偶発的な事故が生じたとき、復旧の為に必要な調査費用まで、補償されます(例:水漏れ事故の調査費用等)

 それでも、まだ、保険金の請求では報告書の書き方1つで、支払い金額が異なってくるということもありますし、もちろん保険会社によって、サービスも異なります。  各保険会社を比較し、その管理組合のニーズに合った保険をアドバイスしてくれる会社もあります。保険料も会社によって差があります。保険は、今までの代理店が勧めるままに加入や更新をするのではなく、適切なアドバイスをしてくれる会社も利用し、管理組合で主体的に選択しましょう。
積立か掛捨てか
 保険会社が破たんした場合、積立金は全額保護されるわけではありません。損害保険契約者保護機構で行われる補償は、マンション保険の場合は、満期返戻金の90%まで。保険金も同様です。さらに積立保険については予定利率が下がることがあり、この場合は、満期返戻金は90%を下廻ります。積立にするか掛捨てにするかの選択も大事になります。



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