管理費を100%回収するノウハウ<その1>


 標準回収日程を淡々と実行する  
同じ区分所有者同士でお金の催促をするのは嫌なもの。まして、裁判でも起こせば一生恨まれる・・・役員には誰でもそのような思いがよぎります。しかし滞納を放置しておきますと、他に蔓延し、ひいてはマンションのスラム化、崩壊にもつながります。
 判例にもありますように、滞納は「共同の利益に反する行為」です。住みよいマンション、財産価値あるマンションづくりのために、感情は抜きにして滞納回収に取り組みましょう。回収は役員の義務です。

 とはいっても、嫌なことは先延ばしにしたいもの。誰が役員になろうと回収義務に取り組むために次表のような「管理費回収標準日程」を総会で決めておき、淡々と実行することとしましょう。
管理費回収標準日程表

日 程
処 理 区 分
処 理 内 容
月末 (1)納期 (1)口座自動振替日
翌月
7日 (2)口振不能通知 (2)管理組合口座へ振替ができたかどうか銀行から通知
  口座振替不能者に対し口座振替不能通知書を発送
10日 (3)口頭催促 (3)未入金→電話・訪問により催促と滞納理由調査
20日 (4)文書催促 (4)未納者に、管理費等支払催告書を発送
40日 (5)内容証明郵便 (5)配達証明付内容証明郵便で催告書を発送
50日 (6)駐車場契約解除 (6)理事会決議により駐車場使用契約解除等
 (管理規約に規定化が必要)
<法的措置> 次のいずれかを選択し、実行する。
70日 (7)支払督促 (7)理事会決議により簡易裁判所に申立書提出
 ∫ (8)少額訴訟 (8)同一簡裁年10回まで少額訴訟利用可能
90日 (9)訴訟等 (9)弁護士に依頼。指導を受けながら、訴訟の追行
 (総会決議後または規約で設定)



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